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詩人とは





みちのく鉄砲店

みちのく鉄砲店

  • 作者: 須藤 洋平
  • 出版社/メーカー: 青土社
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本



さて、近頃購入しました2冊です。どちらも須藤洋平という人の詩集でございます。
特に詩が好き、というわけではありませんが、どちらかというと好きなのでしょうか
詩人というのは、なかなか世に出てくることが少なく、小説家なんかは、機会が多く
用意されておりますが、詩人と言うのは、それだけでやってゆくのは難しいようです。

須藤洋平さんという人は、調べていただければわかりますが、トゥレット症候群という、
神経系の病気というか障害を抱えております。僕がこの人を知ったのは、新聞紙面
です。彼は南三陸の方で、震災関係の記事で知りました。「みちのく鉄砲店」は
第12回中原中也賞を受賞しております。第12回というと、平成19年らしいですが、
当然、そんなことはチェックしておりませんでした。当時も話題はなっていたようですが
全く知りませんでした。

で、昨年、知ることとなったのですが、やはり「詩」に関して、興味はありましたし、
トウレット症候群に対しての、興味というか、僕自身もわりとチックの症状があって、
と認識していたのですが、近頃周りの人々に聞いてみたら、「そんなんわからん」
「いわれんとわからん」くらいのものでしたので、自分で思うほどでは無いのが
現実みたいです。まぁ昔(高校生くらいの頃)よりマシになったのだろうし、
自分ひとりの時や人のいないとこで、でたりするので、良くなっているのでしょう。

そうゆうわけで、大変興味を惹かれまして、昨年の秋ごろに「みちのく鉄砲店」を
購入したのですが、まぁどこの書店も「詩」のコーナーは小スペースで、あんまり
売っておりませんでした。が、あるとこにはあるもんで、無事購入いたしました。

内容について言及するのは難しいのですが、その人、須藤洋平という人が搾り出す
言葉、思考、言葉の羅列といったらダメかもしれませんが、不思議で、現実で、本能的で、
綺麗じゃないし、やはり社会から逸脱した、でも、空想じゃなくて、在る人の在ることで、、、
なんでしょうね、友川かずきさんの言葉にも似たとこがあるように思います。

絶望的で、特に2冊目の「あなたが最期の最期まで、、」の方は昨年の12月に出版された
のですが、ほぼ震災に関する詩で、やはりその絶望的な出来事は、本当に起きている
ことなんですが、生きること、生きてしまっていること、への希望も感じられます。

自分自身は、それ以外の何かになるわけではなくて、そのままで生きるしかないので、
自分がどうゆう状態であれ、受け入れなければならないわけで、誰しも自分の事が、
全て、好きなわけではないし、皆それぞれに不都合を抱えて生きてはいるのだと思います。
でもそれで、そのままで、生きる事が素晴しいことなんじゃないかと、生まれて、生きて、
現在そこに存在していることは奇跡的なことであるし、残念ながら全ての人に生きる価値が
あると言い切れない出来事が日々起きているし、人が人に命を奪われることなんか、日常に
なってしまっておりますが、それでも生きている人は、生きる必要がある、そんな事を感じます。

率直に、この人は、もっと売れて欲しいです。でも多分近い将来、もっと名の知れた人になる
と感じています。そして、トゥレットや、様々な障害を抱えて受け入れて生きている人々が、
生きやすい、受け入れる社会や、自分を肯定できる環境を作ることが我々の使命なのだろうと
思います。

「君がそこにいることが、もしかしたらこの地球にとって とても大切なことかも知れない」
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コメント 2

TBM

この方、知らなかったです。
読んでみたいと思います。
by TBM (2012-02-16 00:25) 

kaeru

是非ともお買い求め下さい
売れて欲しいし、もっと世間に知られるべきだ
と思っています。
by kaeru (2012-02-16 12:25) 

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